【メモ】土台手順と伸ばし手順について
メモ
土台の目的
- 土台作成時点では,将来的に14,15連鎖も望めることが重要
- 相手が大連鎖を打った場合にも対応できない→死
- フィールド全体を使えるように組む必要がある
- 純正15連鎖を打つ場合,60マスを利用し,残りは16マス(窒息箇所は使えないとして)
- 第2折り返し第1折り返しの兼ね合いから,実際には更に減る
- 発火テンパイ状態で8マス残っていれば4手捨てられる
- ある一色が来る確率は7/16,4回連続で来ない確率は1/10程度.案外打てない
- 発火テンパイ状態で10マス残っていれば5手捨てられる
- 5回連続で来ない確率は1/20程度
- 1マス,2マスの節約が大きな効果を生む
伸ばしの目的
- 伸ばしでは相手の先打ち本線よりも大きい連鎖(高い得点)を組む必要がある
- 5連鎖先打ちには7連鎖,6連鎖先打ちには8連鎖,9連鎖先打ちには11連鎖を合わせられれば勝ちは固い
- つまり,決まった連鎖数が組めればよい
- フィールド全体を使う必要はない
土台手順と伸ばし手順の違い
- 土台手順では"無駄なマスが生じないよう"組む
- 伸ばし手順では"決まった連鎖数が最短で目指せるよう"組む
- 両者は目的が異なる
例
土台手順で身についた癖が伸ばしの効率を落とす例
- ↓速攻二ダブが決まった.相手は崩れ気味に5連鎖を発火.ネクストは緑ゾロ,ダブルネクストは黄色ゾロ.
- ↓土台手順では12寝かせが定石.ついつい置いてしまう
- ↓更に手癖で置いてしまう.合体には使いやすいが,意味がない.おそらく7連鎖は打てない
- ↓緑からの順でも黄色からの順でも可能.おそらく最善手.ゾロ受けも多く,色の偏りにも強い.
- ↓緑は癖で置いてしまったが,黄色の置き方をとっさに変えたパターン.元よりは良い
- ↓良さそうに見えるが,黄色から繋げようとするとちぎりが必要になる場合が多い.
例から学ぶこと
- 緑を12に寝かせた手では,緑が消えた後,段差が1列目に生じるのを意識している
- これは"凹の形になるよう組むとフィールド全体を使える"という経験則がおそらくの原因
- (2~5列目のいずれかが極端に高くなると大連鎖を狙いにくい)
- これでは緑の置き場所が一つに絞られてしまう
また,緑が消えた後,1列目の段差を使い2列目につなげる他につなげる方法がない
- 端に好きな色を置くのは難しい
一方で,緑を2に立てた手では,緑を消すための置き場所が3箇所ある
- さらに段差が2列目に生じるため,3列目,1列目のどちらへも繋げられる
まとめ
以上から
- 土台手順の癖で伸ばしを行うと損をする
また,伸ばし手順では
- ぷよを消すための箇所が複数生じるように置くとよい
- 連鎖尾の段差は1列目に起こすより2列目に起こす方がよい
と予想する
おわり